地すべり関連計器の製造・販売

多チャンネル型自動観測装置
SD32Mシリーズ

※バッテリー稼働のみの製品です。別途12Vバッテリーが必要です。

Aブロックの仕様をセンサにあわせて指定

  • Aブロック(1~30CH)とBブロック(水位計2CH)の測定が可能です。
  • Aブロックの仕様を各種センサに応じて指定します。
  • Aブロックと水位計で別々のインターバルを設定できます。
  • SDメモリーカード1枚で何台分ものデータを回収できます。
  • 校正値を設定することで実際の物理量データとしてデータを確認することができます。
  • SDメモリーカードには実データと生データを同時に保存できます。
  • 保存データ形式がCSV形式なのでExcel上でのデータ解析が容易です。
  • SDHCメモリーカード対応。(Ver1.28or2.28以降)

仕様

共通仕様

チャンネル数 Aブロック:30CH
Bブロック:水位計対応2CH
使用メディア SDメモリーカード(データ回収時に使用)
測定インターバル 1,5,10,30分
1,2,6,12,24,48,96,168時間
※計器の設定チャンネル数によっては1分インターバルが使用できません
警報接点出力(オプション) 無電圧フォトモスリレー出力
MAX:DC40V/0.1A
通信機能(オプション) RS485
電源電圧 DC8V~14V
消費電流 待機時:0mA
動作時:120mA以内
動作温度範囲 -20℃~50℃
外形寸法 203×433×117.5mmMAX

Aブロック(CH1~CH30)型式一覧

対応センサ 型式 データ範囲 備考
ひずみゲージ応用センサ W4 ±4000μstrain(±4000) 4ゲージ4線式(多段式傾斜計など)
ポテンショメータ対応センサ WKP 0~印加電圧(0~4000) 伸縮計など

Bブロック(CH31、CH32)チャンネル仕様

対応センサ ひずみゲージ応用水位センサ
対応ゲージ抵抗 350Ω
印加電圧 約2.5V
測定範囲 ±4000μstrain(±4000)
測定精度 ±0.1%/FS
端子説明 赤 --- 電源(+)
白 --- 信号(+)
黒 --- 電源(-)
緑 --- 信号(-)

観測可能日数一覧

メインメモリが満杯になるまでの観測可能日数

測定インターバル メインメモリが満杯になるまでの観測可能日数
A:01時間・B:01時間 136日
A:06時間・B:01時間 535日
A:12時間・B:01時間 756日
A:24時間・B:01時間 925日
メインメモリが満杯になるまでの観測可能日数についての注意点
  • 供給電源が途中で無くならないことを前提としています。
  • Aブロックが30CHに設定された場合の値です。

バッテリーがなくなるまでの日数

測定インターバル バッテリーでの(12V/7.2AH)観測可能日数
低温時~常温時
(0℃~20℃)
A:01時間・B:01時間 54~90日
A:06時間・B:01時間 180日
A:12時間・B:01時間 180日
バッテリーによる観測可能日数の注意点
  • 当社販売のバッテリー(鉛シール蓄電池:容量12V/7.2AH(20HR))使用時の値となっています。
  • バッテリーの性能が落ちている場合は記載日数の観測はおこなえません。
  • 観測可能日数は使用環境により大きく変動します。使用環境が悪い場合は、記載されている値の2/3~1/2程度を見込んでおくことをお勧めします。
  • 観測可能日数は自己放電などの影響を考慮して180日を上限としています。